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愛媛国際映画祭2021

愛媛国際映画祭2021の開催に当たって

中村時広
愛媛国際映画祭実行委員会
会長 愛媛県知事 中村時広

 新型コロナウイルスの影響により、文化・芸術に親しむ機会が減少する中、このたび、愛媛国際映画祭2021が開催できますことを大変うれしく思います。
 今回の映画祭では、本県が数々の青春映画の舞台となっていることに焦点を当て、「青春」をテーマに、夢に向かって邁進する若者をえがいた感動作や、それぞれの青春時代を思い出すような懐かしの名作を県内11市町で上映するほか、映像制作のワークショップ、殺陣集団による実演、CG・VFXアーティストによるセミナーなど、多彩なイベントを展開することとしています。
 また、できるだけ多くの皆様に御参加いただけるよう、「もう一度スクリーンで観たい映画」の投票をオンラインで募集し、上位作品を上映する機会を設けております。
 更に、本事業の目玉ともいえる、「愛(え)顔(がお)感動ものがたり」のエピソードを題材とした短編映画を全国から募集する映像化コンテストを実施し、映画にたずさわる新たな才能の発掘・育成にも取り組んでいきます。
 ぜひ皆様方には、本映画祭を通じて、それぞれの作品が持つエネルギーやメッセージにふれられ、映画のすばらしさを改めて体感していただければと存じます。
 終わりに、本事業の開催に御協力を賜りました関係者の方々に心から感謝を申し上げます。

愛媛国際映画祭とは

1優れた映像作品に接する機会の充実
2文化・芸術活動への理解促進
3映像文化の担い手の育成
4映画を通じた事業展開や愛媛の情報発信

を図ります。

テーマは「青春」。

「青春」は、数々の映画のテーマとして描かれ、タイトルを飾ってきた。それらフィルムには、その時代を体現する若者たちの躍動が焼き付けられ、観客はスクリーンを見上げその姿に魅了される。「青春」とは、主に思春期から青年期のことを指すが、「人生のある期間を指すのではなく、心の持ち方を指すもの」という有名な言葉もある。年齢関係なく、たとえ老いても熱く理想を追い求める姿は、すなわち「青春」ということのようだ。そんな爽やかな夢や希望あるイメージとは裏腹に、若者の焦り、葛藤を表す表現でもあり、その未成熟ゆえの輝きと共にある滑稽さや危うさも「青春」という言葉に集約されている。
新型コロナウイルスの猛威によって、100年前の「スペイン風邪」も注目を集めたが、その1920年代は日本映画の「青春期」でもあった。愛媛県出身の伊藤大輔、伊丹万作ら日本映画史に名を残す名匠監督の若き日々がそこにはあった。彼らがいたからこそ同郷の佐伯清、森一生らもあとに続いた。伊丹は戦後すぐに病没したが、息子・伊丹十三を遺した。黒澤明を見初め、橋本忍に脚本を指導し、その精神は山田洋次に引き継がれた。伊藤、佐伯、森は戦後も職人監督として活躍し、多くの娯楽作品で観客を楽しませた。それらの系譜は脈々と今に繋がっている。
愛媛県は、「坊っちゃん」をはじめ、「大番」、「おはなはん」、「ダウンタウン・ヒーローズ」、「世界の中心で、愛をさけぶ」、「永遠の仔」、「がんばっていきまっしょい」…と、数々の「青春」が描かれた名作の舞台となっている。そんな「青春」が良く似合う愛媛で、「青春」をテーマに映画祭を開催する。
先行きが見えにくいいま、「青春」の放つエネルギーに心ときめき、苦味も噛みしめつつ、「未来」を望んでいただきたい。「青春」は次の時代を呼び込む。映画祭でそんな映画に接することが、私たちの中になにかしらの希望を生み、育ててくれるかもしれない。そんな期待を込めたい。
(文責:愛媛国際映画祭2021 プログラムディレクター 石川誠二)

実施場所

松山市・八幡浜市・大洲市・伊予市・西予市・東温市・久万高原町・松前町・砥部町・内子町・鬼北町

Operating Organization etc.

運営組織等

主催 愛媛国際映画祭実行委員会
共催 公益財団法人愛媛県文化振興財団
協賛 伊予銀行、BEMAC、rashink×RE SYU RYU
愛媛銀行、門屋組、コープえひめ、順風会、太陽石油、大王製紙、ユタカ、今治造船、河原学園、大一ガス、フジ、三浦工業、四国電力、四国電力送配電、愛媛信用金庫、オオノ開發、帝人、日本郵便
後援 愛媛新聞社、朝日新聞松山総局、毎日新聞松山支局、読売新聞松山支局、日本経済新聞社松山支局、産経新聞社、NHK松山拠点放送局、南海放送、テレビ愛媛、あいテレビ、愛媛朝日テレビ、FM愛媛、愛媛CATV、愛媛県教育委員会、松山市教育委員会、八幡浜市教育委員会、伊予市教育委員会、大洲市教育委員会、西予市教育委員会、東温市教育委員会、久万高原町教育委員会、松前町教育委員会、砥部町教育委員会、内子町教育委員会、鬼北町教育委員会
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